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エリクサー症候群

格安SIMにして、自分で通信制限(速度を抑える代わりに通信量を消費しないモード)を掛けられるようになったんですが、
月の最終日まで通信制限モードで過ごし、最終日に余ったパケットで豪遊するという生活を繰り返してしまってます。

ラスボス戦まで溜め込んだエリクサーを、一気に消費していた子供の頃となにも変わってないですね。

カウントアップ・ダウン

1,2,3,4,5,6,7,8,9,10...


10,9,8,7,6,5,4,3,2,1...


カウントアップしていくときは、
いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう。


カウントダウンしていくときは、
じゅう、きゅう、はち、なな、ろく、ご、よん、さん、に、いち。


4 と 7 の音が変わっています。


カウントアップのときに4を「よん」、7を「なな」と発音することはあれど、
カウントダウンの時に4「し」、7を「しち」と発することはほぼほぼないでしょう。


各々の数字が点呼を取られて、自分の名前を叫ぶところをイメージすると、
4と7は、両隣に誰が来るかによって、
自分の名前を名乗り分けることになるのでしょう。
とても日本人的な数字だと思いました。

「死ぬまで一生幸せに暮らしましたとさ」恐怖症

むかしむかし、あるところに「そのあとも、死ぬまで一生幸せに暮らしましたとさ。めでたしめでたし」というストーリーのラストが怖くて怖くてたまらない少年がいました。

その少年は、

  1. 貧しい暮らしをしている正直者
  2. 問題発生
  3. 解決!
  4. そのあとも死ぬまで一生幸せに暮らしましたとさ

というプロットのストーリーを聞くと、

「4の直後に絶命してしまったのかな?」と真剣に考えてしまっていたのです。

幸せな状態で絶命してしまったが故に、『そのあと』の期間が極端に短く、幸せな状態をキープできたのかな?と。

なぜならば、少年は「一生不幸と感じる瞬間がない」ということこそが「一生幸せに暮らす」ということだと考えていたからです。

席替えで嫌いな奴の隣になってしまっただけで、不幸だと思っちゃうメンタルの持ち主だった少年としては、「一生不幸と感じる瞬間がない」なんて不可能だろうと。そう。ミッションインポッシブルだろうと思っていたのです。



ある日、遊園地に行ったときのことです。

少年はひらめきました。

「そもそも、幸せじゃないと感じる瞬間がなければ幸せだと感じる瞬間は生まれないのではなかろうか」と。

例えば、ジェットコースターは下っているときが楽しい瞬間ですが、下るためには下らない瞬間、すなわち登っている瞬間が必要だと気づいたのです。
下ったり登ったりしないジェットコースターは、ただ平坦な道を走っているに過ぎない。そんなアトラクションは絶叫マシンとしては失格だと考えるようになったのです。

それを機に少年は「そのあとも、死ぬまで一生幸せに暮らしましたとさ恐怖症」を克服し、そのあとも死ぬまで一生幸せに暮らしましたとさ。

めでたしめでたし。

チャリ泥棒のメソッド

4桁の番号キーでロックされている自転車をロックを外そうと思ったとき。
9999回失敗することができれば、必ず解除することができます。
何故ならば、番号は「0000」から「9999」までの一万通りだからです。当たり前の話ですが。
理論上9999回失敗すれば次は必ず成功するのです。

しかし、この理論を成立させるための条件として、

  1. 失敗を覚えておく
  2. 確実に失敗だと確認する

の2点がとても重要となってきます。

失敗したことを覚えておく

いちばん重要なポイントです。
開かなかった番号(失敗)を覚えておかないと、同じ失敗をしてしまう可能性がでてきます。
同じ失敗を繰り返してしまうと、9999回以上の失敗が発生する可能性が出てきます。

失敗したときに確実に失敗したと確認する

これも重要なポイントです。
実は番号はあっていたのに開け方が間違っていたみたいなケースを発生させてしまうと、
正解が永久にわからなくなってしまうかもしれません。

失敗を失敗で終わらせないために

つまり、逆に言えば失敗を忘れない限り消去法による前進になるのです。
すべての失敗を潰せば残る道は成功しかないのです。
4桁の番号キーはわかりやすい例でしかありません。
なにか物事に失敗したときは、くよくよしすぎずに消去法に寄る前進だと思うことで気持ちが楽になるときもあるのです。

階段話

(司会者)
『みなさんこんばんわ!みかづきショッピングの時間です。本日のおすすめ商品はこちら!「階段」です!』


(歓声)
(おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!)


(司会者)
『私の垂直跳びの記録は60cmちょいです。つまり己の脚力では、どんなにがんばっても、地上60cmぐらいのところにまでしか到達できないわけです。こんなときって困りますよね?』


(アシスタントA)
「そういうときって本当に困りますよね、私も毎日困ってるんですよ。」


(アシスタントB)
「そうそう。欲しているものが手の届く範囲にあることは稀ですからね。私も手が届かなくて困ってたんです。」


(司会者)
『そんな時にお勧めなのが、本日ご紹介したい商品!「階段」です!この「階段」という商品、一言で言えば高さを分割払いできるようになる標品なんです。』


(アシスタントA・B)
「「高さの分割払い!?」」


(司会者)
『そう。高さを細かく刻んで無理なく支払えるようにしたことによって、一度では到達できなかった高さまで、いとも簡単に到達することができるようになる魅惑的な商品なのです。どうです?すばらしいアイテムでしょう?』


(アシスタントB)
「でも、それって、従来の坂道とどう違うんですか?」


(司会者)
『そうですね、まず最大の違いは、高さが段階的に別れていることですね。これによって、無段階の坂道よりも、自分の現在地のわかりやすさ、上りやすさ、モチベーションの持続しやすさなどが格段に向上しています。』


(アシスタントB)
「なるほどー。一段一段着実に上へ上がっていけばいいんですね。」


(司会者)
『そうなんです。段階的にしたことによって、一段一段しっかり上がったという達成感が従来の坂道に比べ120%アップしました。(当社比)』


(アシスタントA)
「なるほどですね〜。でも、こんなにすばらしい商品だとお値段も高いんでしょう?」


(アシスタントB)
「やっぱりお値段が気になりますよね。」


(司会者)
『いえいえ、そんなことはありません!お値段はざっと・・・こんなものですかね?』


(歓声)
(えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!)


(司会者)
『さらに、いまならウルトラハッピーラッキーキャンペーン!同じものがもう2つついてきてお値段はなんとそのままなんです!』


(歓声)
(きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!)


(司会者)
『是非この機会にお求めください!お申し込みはこちら!』


(アシスタントA)
「これさえあれば、いままで到達できなかった高さまで到達することが出来ますね!」


(司会者)
『そうなんです!上を目指す人は是非お求めください。それでは、またの機会にお会いしましょう!』

流されるイシ

河原に落ちている石って丸いものが多いんです。
川を流れるうちに他の石とぶつかりあって、そのうち角が取れてしまうみたいなんですね。

そんなわけで、彼らも好きで丸くなったわけじゃないんです。
己で選んだ形ではないわけです。
なので河原で石を拾ったときに、「何で丸いんだよ!」とか文句を言うのはやめましょう。

そもそも、「石が川を流れている」のではなく、「川が石を流している」んです。
川を流れ終わり、河原に打ち上げられた石は、川と周りの石によって作られた形をしているのです。

そう。他の石とぶつかることでしか、自分の形を変えれないのです。

それはなるべくしてなった形なんです。
自分では選択できない形なんです。
河原で石を拾ったときに、「何で丸いんだよ!」とか文句を言うのはやめましょう。